タイ旅行 3日目 アユタヤ 後編
午前11時前にアユタヤに到着。
ロットゥー(ミニバン)を降りると見知らぬタイ人のおじさんが、にこやかに話しかけてきた。
手に持ったパンフレットにはアユタヤの観光名所の写真がたくさん載っており、おじさんは写真を指差ししながら日本語、英語混じりで説明を始める。
始めは愛想笑いをしながら相づちを打っていたが、無理やりツアーに引き込まれる恐れがあったので、早々に退散しました。
「sorry, sorry((( (^^)」
アユタヤではレンタルで自転車を借りて見て回るつもりである。
ガイドのおじさんを振り切ると、今度はトゥクトゥクのおじさん達が、次々と声をかけて来る。。。
「だーっ!放っといてくれ^^; 」
グーグルマップ上で探すと、ロットゥーを降りたところより北へ少し歩いたところにありました。
レンタルサイクルにて自転車(ママチャリ)を借りる。50バーツ。
現地の気温は34℃、午前11時よりサイクリングするとなるとかなりの体力消耗が予想されます。
そこで観光するスポットを、「ワット・マハタート」、「ワット・プラシーサンペット」、「ワット・ローカヤースッター」の3点に絞り直線で行けるルートにしました。
それでも片道3km、往復6kmあるのでそこそこの距離になります。
ただ、アユタヤ遺跡エリアは平坦な道が多く、ママチャリでもスイスイ漕ぐことができました(^^)
むしろ遺跡内の散策の方が体力を消耗した印象があります。
初めにチャリを飛ばしワット・マハタートへ、あの有名な頭だけのお釈迦様が見たいんじゃあ!
勢いよく乗り込んだは良いものの、間違って北側の遺跡に入ってしまいました
(^^;)
暑さで犬もダレています。タイでは犬がこのように寝そべっている姿を頻繁に見かけました。野良犬の数も多いですね。
遺跡内は広くて歩くだけでもかなり疲れます。水分を十分に用意して回りましょう。
続いて南側の遺跡、ワット・マハタートへ。
じゃじゃーん、念願の仏頭を拝むことができました(^^)
なんでも、砂岩で出来たこの仏頭は、1600年代中頃に胴体から地面に落ちたと言われて、その後、木の成長とともに根元にとり込まれ、現在の姿となったと伝えられています。
アユタヤ王朝は侵攻してきたビルマ(ミャンマー)と戦争になりました。ここで敗れて王朝は約400年の歴史に幕を降ろしました。この際にこちらは徹底的な破壊を受け、それが今でも無惨な姿で残されているとのことです。
続いて、ワット・プラシーサンペットを目指して西へ進みます。
自転車を漕いでいると観光客を乗せた象を何度か目にすることが出来ました。
可愛い(*゚ェ゚*)
道路には緑の自転車道エリアがあり、快適に自転車を漕げるルートがありました。
(注意:無いところもあります。)
さあ、ワット・プラシーサンペットへ入ろうかと思いましたが。。。
入り口が分かりません(汗)
グルーっと敷地を回って、道端のおばちゃんに尋ねてすぐ近くの入り口から入ったのですが、どうやら違う遺跡のようでした。。。
体力の消耗と時刻も午後2時を回っていたので、ワット・プラシーサンペットを諦めて、次の目的地ワット・ローカヤースッターを目指します。
地図では遺跡は大きく簡単にたどり着けそうなイメージでしたが、入り口を探すのが大変だなと思いました。
効率よく遺跡を見て回りたい方は、ツアーで回る方が良いかもしれません。
グーグルマップで遺跡に近づき、付近の人に入り口の方向を尋ねながら道を進みます。
着きました!ワット・ローカヤースッター!
大きいですね!そして、見たことないですか?
そう、あれです!
サガットのステージの背景に寝そべっているお釈迦様がコレなんです!
なんだか感慨深いものを感じますね。。。自分の世代には
他のショットもどうぞ。
炎天下の中サイクリングをするのはかなり疲れましたが、天候も良く気持ちが良かったです。(木陰に入り水分補給をこまめに取ることをお勧めします。)
チャリを飛ばし、元のロットゥー乗り場へ戻ってきました。
帰りのバンコク行のバス乗り場は、行きとはずいぶん離れたところにありますのでご注意ください。(コンビニのお姉さんに聞くと親身になって一緒に調べてくれました。タイの人は優しいですね。)
3日目のアユタヤ観光は大変疲れましたが、スケールが大きくてとても感動しました。
ぜひ、タイ観光のコースとして入れてみてはいかがでしょうか?